Unixの歴史


1973	10	UCB の Robert S. Fabry は ACM SOSP に参加。 Ken Thompson の Unix に関するプレゼンテーションを聞き Unix の導入を思い立つ。
1973	11	UNIX V4 リリース。
1974	1	UCB に UNIX V4 のテープが到着。 Keith Standiford が PDP-11/45 にインストールする。 Ken Thompson が 300 ボーの音響カプラを使って東海岸からデバッグをする。
1974	春	Ingres プロジェクトの Michael Stonebraker と Eugene Wong が動いてコンピュータサイエンス学部専用の PDP-11/40 を購入。 UNIX V5 を使い始める。
1974	6	UNIX V5 リリース。
1974	6	Robert S. Fabry と Michael Stonebraker が PDP-11/45 ２台を追加購入する運動を開始。
1974	秋	Michael Stonebraker が開発を指導する Ingres が UCB コンピュータサイエンス学部の最初の独自リリースとして配布される。 http://en.wikipedia.org/wiki/Ingres
1975	初頭	Robert S. Faby と Michael Stonebraker は PDP-11/45 ２台分の購入資金を獲得。同時期に DEC が新製品として発表した PDP-11/70 を購入することに変更。
1975	4	DEC VAX architecture committe がスタート
1975	5	UNIX V6 リリース。
1975	秋	Ken Thompson が客員教授として UCB に着任。 UNIX V6 + 50 bugs を PDP-11/70 にインストールする。
1975	秋	Chuck Haley と Bill Joy が大学院生として UCB に入学する。二人は Ken Thompson が手掛けていた Pascal システムに興味を示しこのシステムの改良を始める。
1976	夏	Queen Mary University の George Coulouris が UCB の客員教授として着任。この時、後に Bill Joy が ed を ex に改造する契機となった em エディタを持ってくる。 http://www.dcs.qmul.ac.uk/~george/history/
1976	夏	Ken Thompson が UCB を離れる。
1977	10	DEC VAX-11/780 を発表
1977	11	UCB、Pascal コンパイラを完成。
1977	mid	The First Berkeley Software Distribution (1BSD) リリース。
1978	1	BTL VAX-11/780 を入手。
1978	4	BTL UNIX/32V のシステム起動に成功。
1978	mid	The Second Berkeley Software Distribution (2BSD) リリース。
1978	8	BTL UNIX/32V の本格的な運用を開始。
1978	10	DEC VAX/VMS 1.0 をリリース。(VAX-11/780 販売開始)
1978	10	UCB UNIX/32V のライセンスを取得
1979	1	UCB UNIX/32V の VM 拡張に成功
1979	1	BTL UNIX V7 をリリース
1979	early	BTL UNIX 32V をリリース
1979	12	3BSD をリリース
1980	3	2.79BSD
1980	4	UCB、DARPA と 18 カ月の契約を締結
1980	10	4BSD
1980	10	DEC VAX-11/750 を発表
1981	6	4.1BSD
1981	7	2.8BSD
1982	4	4.1a
1982	late spring	Bill Joy、Sun Microsystems に参加。
1983	4	4.1c
1983	7	2.9BSD
1983	8	4.2BSD
1984	6	DEC ULTRIX-32 を発表
1986	6	4.3BSD
1988	6	4.3BSD Tahoe