PORTEGE3010 で Solaris7 (Sound 篇)

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PORTEGE3010 は,WSS (Windows Sound System) を持っているので, これを Solaris から使うことにします。Sound Blaster のほうも使えると 思いますが,試してません。

なお,この設定をするにあたり,以下のページを参考にさせていただきました。

System Setup

まず System Setup で,WSS の IRQ の値などを調べておきます。 Esc を押しながら電源を入れると,System Setup が起動します。 2ページめの SOUND SYSTEM の項の WSS に関する値をメモしておきます。 私のはこんな感じでした。

WSS I/O Address                 = 530H
WSS & SPBro & MPU401 IRQ Level
                                = IRQ5
WSS(Play) DMA                   = Channel 1
WSS(Rec.) & SBPro DMA           = Channel 0

/usr/kernel/drv/audiocs.cnf の編集

/usr/kernel/drv/audiocs.cnf というファイルがありますので, それを編集します。具体的には,コメントアウトされている部分を有効にし, IRQ の値などを先ほど調べた値に書きかえるだけです。Bold face になっている 部分が,関係する箇所です。

name="SUNW,CS4231" class="sysbus" device_type="sound"
	reg=0x534,0,4 interrupts=5 dma-channels=1,0
	intl_spkr_mute="XCTL0_OFF" intl_CDROM="none";

reg の1項めの値は,I/O Address の値 + 4 になっていることを 確認してください。

以上 (^^;

非常に簡単ですが,これで終わりです。b -r した後, 適当な au file を /dev/audio に cat して試してみてください。

# touch /reconfigure
# reboot
  :
# cat /usr/demo/SOUND/sounds/computer.au > /dev/audio

これで,XMMS や XAnim も問題なく利用できるようになります。 ただ,私の PORTEGE では出力レベルが低くて,ボリュームを相当上げないと 音が聞こえません (^^;。内蔵マイクで録音も可能です。


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