Unixの歴史に関わる書籍は各種出版されていますが、 私が参考にしている本を列挙します。
A Quarter Century of UNIX |
Peter H. Salus. 1994, Addison-Wesley. ISBN 0-201-54777-5. 250 pages.
日本語訳を使っています。
著者が「本物のUnixの歴史を書く」と公言している通り、
関係者のインタビューを中心に細かい事実関係が明らかにされています。
が、とにかく人の名前がたくさん出てくるので理解するのに骨が折れます。
Open Sources -- Voices from the Open Source Revolution |
Mark Stone, Sam Ockman, Chris DiBona. 1999, O'Reilly. ISBN 1-56592-582-3. 280 pages.
オープンソースに関する啓蒙書です。
第3章で UCB CSRG の最後のディレクターだった
Marshall Kirk McKusick
が
Berkeley Unix
の歴史について書いています。
ホームページで全文を読むことができます。
Life with UNIX |
Don Libes & Sandy Ressler. 1991, Prentice-Hall. ISBN 0-13-536657-7.
日本語訳を使っています。
Unixのサイドトピックを取り扱った本です。
第1章でUnixの歴史に触れていますが、
他のUnix本とは違いページを割いて丁寧にかかれています。
Unixの歴史の概要を知るには大変良み易い本です。
このページに関する質問/感想/意見/要望などを
私
にお知らせ下さい。
よろしくお願いします。