高校時代までは私は音楽はあまり聴かなかった。 中学時代の友人から勧められた杉山清貴と、懐メロ番組で見る GS が、私の音楽世界の全てであった(言い過ぎ)。
大学生となり、 それまで多少フォークに興味のあった私は、NHKの 「日本のフォーク大全集」だとかいう坂崎幸之助(アルフィー) 司会の 番組で、その小室等の曲に感銘し六文銭にハマった。
おりしも 1990年に KING から「bellwood classics」シリーズとして bellwood レーベルものの再発が行われた後であり、とりあえず 「メモリアルI」を購入した (「メモリアルII」はこの時すでに廃盤...)。
「メモリアルII」が入手不能となって欲求不満になった私は、 同シリーズで発売されていた はっぴいえんど と はちみつぱい に興味を持った。この頃はまだ 大瀧詠一 や ムーンライダーズ など全く聞いたことがなかった (曲はおろか名前すら...)。
この後しばらくは <はっぴいえんど系> と <はちみつぱい系> を並行して聴いていくことになる。 そして後に、あがた森魚の「僕は天使ぢゃないよ」 でこの2本の線がひとつになる(？)ことを知り、少々感動するのであった。
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