Unixの歴史に関わるホームページもいろいろ公開されていますが、 私が参考にしているホームページは以下の通りです。
Computer Science Research Group (CSRG) |
BSD Unix の開発元であった CSRG に関連する文献です。
CSRG のディレクタであった Marshall Kirk McKusick が書いた BSD Unix の開発史です。
Ping の作者でもある Mike Muuss のホームページです。 彼は 4.3BSD の開発中に発生した CSRG と BBN の諍いの結着するため、 BSD Unix の TCP/IP プロトコルスタックの性能評価を担当したようです。
4.XBSDのTCP/IP実装に関するBBN側の報告書です。
UCB の Michael Stonbraker 教授が開発したリレーショナルデータベースです。 BSD Unix と大変深い関わりがあります。 Database Management System も参照してください。
em エディタの作者である George Coulouris が em について語っています。
Pascal |
Niklaus Wirth が設計/開発した Pascal に関連する文献です。
1972 年に発表されたオリジナルの Pascal に関する論文です。
オリジナルの Pascal のサブセットである Pascal-S に関する論文です。
Dennis Ritchies's home page |
Unixの開発者の一人、デニス・リッチーのホームページです。 UnixおよびCに関する著作物が多数公開されていて、 Unixの歴史を調べる上でも大変参考になります。
Unix に関する最初の論文です。
1973 年の
"The UNIX Time-Sharing System"
発表以前の Unix の開発状況を説明した論文です。
幻のシステムである PDP-7 Unix の仕様について言及しています。
C言語の開発の歴史に関する論文です。
特に技術的なトピックについて
"The Evolution of the Unix Time-sharing System"
よりも詳細な説明が記述されています。
Ken Thompson が開発した SpaceTravel に関する記事です。
PDP-7 Unix の開発に至るまでの経緯も紹介されています。
B および C の元となった BCPL のリファレンスマニュアルに関する記事です。
Ken Thompson が開発した qed に関する記事です。
Dennis Ritchie 自身が実装をした 最も初期の C コンパイラの ソースコードについて解説しています。
Unix のポータビリティの実験のために Interdata 8/32 を購入することを提案したプロポーザルです。
Unix のポータビリティに関する論文の紹介です。
次の4本の論文が紹介されています。
Dennis Ritchie と Steve Johnson が手掛けた
Interdata 8/32 への移植に関する論文です。
UNIX/32V と呼ばれる VAX-11/780 への移植に関する論文です。
IBM S/370 への移植に関する論文です。
Seventh Edition のマニュアルに関する紹介です。
マニュアルのオリジナルデータが roff データの形で公開されています。
上記のマニュアルデータ使って整形した
UNIX PROGRAMMER'S MANUAL です。
PDF と PS のデータファイルになっているので
印刷にはこちらを使った方がいいでしょう。
タイトルどおり Doug McIlroy が Ken Thompson や Dennis Ritchie に 渡したメモに関する紹介です。
DEC の VAX 発表当時に書かれた Dennis Ritchie の VAX の評価です。
「Unix での奇妙なコメントと不可思議な行い」です。
Unix and Beyond: An Interview with Ken Thompson * |
IEEE COMPUTER May 1999 (Vol. 32, No. 5) [p58-64] に掲載された Ken Thompson のインタービュー記事です。
Multics Home Page |
Multics に関するホームページです。
初期の Unix は Multics から多くの影響を受けましたが、
Multics のサイドから見たコメントは非常に面白いと思います。
Multics の歴史に関するページです。
Multics の開発メンバーだった Tom Van Vleck による Unix と Multics との関係に関する NOTE です。 Multics Project に参加した BTL のスタッフが何を担当していたか、 また Unix を使用した上での Multics との類似性などに 関して言及しています。
Early PL/I (EPL) の開発の際 Doug McIlroy と Bob Morris を救った TMG に関する説明です。後に PDP-7 Unix にも移植され Version 6 Unix まで サポートが続けられました。TMG による TMG のソースが掲載されています。
USENIX |
USENIX は Unix と関わりの深い学会で、
毎年数々のコンファレンスを主催しています。
ホームページには主にコンファレンス等で
発表された Unix に関連する文献が保管されています。
yacc, lint, PCC の作者である
Stephen Johnson (Steve Johnson) が語った
Unix の Interdata 8/32 への移植作業の詳細です。
USENIX 1998 Annual Technical Conference の INVITED TALKS で
発表されました。
University of Wollongong で行なわれた
もう一つの Interdata 8/32 への移植作業の詳細です。
USENIX 1998 Annual Technical Conference の INVITED TALKS で
発表されました。
TENEX/TOPS-20 |
TENEX に関する最初の論文です。
今のところ私が見つけている TENEX/TOPS-20 の開発経緯について語った最も詳細な文章です。
roff |
Jerome H. Saltzer
の
runoff
に関する論文です。(1966/12)
また CTSS のユーザーに向けて書いたメモランダム
(11/6/64) TYPSET and RUNOFF, Memorandum editor and type-out commands.
(1/8/65) Exerimental Additions to the RUNOFF Command
もあります。
Joe F. Ossanna について
roff に関するホームページです。
The Unix Heritage Society |
タイトル通りUnixの遺産を扱う学会のホームページです。 文献やソースコードなどUnixの歴史に関わるいろいろなリソースがあります。
Dennis Ritchie 自身が実装をした 最も初期の C コンパイラの ソースコードについて解説しています。 PDP-11 のシュミレータを使えば それ自身で再コンパイルすることができます。
DEC の PDP に関する 情報 はこちら。
SDS に関する 情報 はこちら。
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私
にお知らせ下さい。
よろしくお願いします。